神戸物産の第3四半期は、増収に加え、販管費の減少により増収大幅増益

■進捗率から判断すると、利益面での上振れも期待出来そう

 食材販売の「業務スーパー」をFC展開する神戸物産<3038>(東1)の第3四半期は、増収に加え、販管費の減少により増収大幅増益となった。

 売上高は堅調に伸びている一方で、販売管理費は前年同期の194億16百万円に対し、今期は193億22百万円と94百万円減少している。その結果、営業利益以下が大幅増益となった。

 17年10月期第3四半期連結業績は、売上高1872億93百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益111億58百万円(同35.7%増)、経常利益119億45百万円(同111.5%増)、純利益64億34百万円(同146.0%増)となった。

 大幅増益となったものの、通期業績予想は前回予想を据え置いている。

 進捗率を見ると、売上高74.20%(前年同期74.81%)、営業利益80.85%(同69.47%)、経常利益82.95%(同64.72%)、純利益75.69%(同57.35%)となっていることから利益面での上振れも期待できそうだ。

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