スマートバリューは今期第2四半期、通期業績予想の修正を発表

■今期18年6月期第1四半期決算で固定資産売却益約3億43百万円を特別利益として計上

 スマートバリュー<9417>(JQS)は13日引け後、今期第2四半期、通期業績予想の修正を発表した。

 データセンターファシリティの譲渡に伴い、今期18年6月期第1四半期決算で固定資産売却益約3億43百万円を特別利益として計上し、事業再編費用約1億31百万円を特別損失として計上することから、今期業績予想の修正となった。

 第2四半期業績予想の売上高を21百万円、営業利益を58百万円、経常利益を58百万円、純利益を1億74百万円上方修正することになった。

 その結果、今期18年6月期第2四半期業績予想は、売上高33億97百万円(前年同期比7.0%増)、営業利益1億03百万円(同221.9%増)、経常利益1億03百万円(同212.1%増)、純利益2億01百万円(同857.1%増)と増収大幅増益となる見込み。

 なお、6月期通期業績予想については、大手事業者のデータセンターの利用への移行期間中の既存顧客対応に注力するため、当初想定していた新規顧客受注の見直しを行った。
 業績動向の不確実性を考慮し、受注見直し、データセンターファシリティの譲渡に伴う特別利益の計上及び大手事業者のデータセンターの利用への移行に伴う特別損失の計上の影響のみを加味して業績予想数値を修正した。

 通期業績予想の売上高は当初予想を1億36百万円下回る見込みだが、営業利益は01百万円、経常利益は01百万円、純利益は1億55百万円上回る見込み。

 その結果、18年6月期通期業績予想は、売上高72億97百万円(前期比11.6%増)、営業利益3億68百万円(同34.3%増)、経常利益3億71百万円(同34.9%増)、純利益3億76百万円(同108.9%増)と2ケタ増収大幅増益を見込む。

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