マーキュリアインベストメントは17年12月期業績予想の上方修正を発表

■投資回収のタイミングが前倒しされたことにより、成功報酬が前回発表予想時と比較して増加

 マーキュリアインベストメント<7190>(東1)は14日、17年12月期業績予想の上方修正を発表した。

 17年12月期連結業績予想の売上高は、前回予想を4億24百万円上回る42億24百万円(前期比67.6%増)、営業利益は2億30百万円上回る22億30百万円(同74.2%増)、経常利益は2億08百万円上回る22億08百万円(同76.9%増)、純利益は90百万円上回る14億90百万円(同74.5%増)と上方修正により大幅増収増益を見込む。

 修正理由としては、同社が管理運営を行うファンドにおいて投資回収のタイミングが前倒しされ、17年12月期に帰属する成功報酬が前回発表予想時と比して増加したことが挙げられている。

 また、同時に、未定としていた期末配当を17円とすることも発表した。前期は45円であったが、17年1月1日に1対3の株式分割を実施している。もし株式分割をしていなかったら、今期の配当は51円となる。

 最近の株式市場の低迷で、同社の株価は急落していることから、株価の見直しが予想される。

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