第一稀元素化学はノーベル賞予想の連想買いが言われて急伸16%高

株式市場 銘柄

■米国で近い将来のノーベル賞候補に桐蔭横浜大学・宮坂力特任教授と伝わる

 第一稀元素化学工業<4082>(東2)は21日、大きく上値を追い、朝方に16%高の1660円(234円高)まで上げて株式分割などを調整後の上場来高値を更新した。ロイター通信の報道として、「米情報会社クラリベイト・アナリティクスは20日、近い将来ノーベル賞を受賞する可能性が高い研究者の1人に、桐蔭横浜大学の宮坂力・特任教授を選出した。エネルギー変換効率の高い次世代太陽電池に用いる『ペロブスカイト材料』の研究業績が評価された」と伝えられ、連想買いが集中したとの見方が出ている。

 業績は前期・2017年3月期に連結純利益などが最高を更新し、今期は減益を見込むが高水準を続ける見通し。今期の会社予想1株利益は132円36銭。株価はPER12.5倍前後のため割安感があるようだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■岡崎医療センターで実証、医療従事者の負担軽減と業務効率化を確認  川崎重工業<7012>(東証プ…
  2. ■全国の介護事業者が安心して選定可能、TAISコード取得で信頼性向上  丸文<7537>(東証プラ…
  3. ■生成AIへの危機感、弁護士の間で高まる  GVA TECH<298A>(東証グロース)は8月21…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  2. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  3. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  4. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  5. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  6. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る