グリムスはグリムスベンチャーズの全株式をオールムービー・ジャパンに譲渡

■株式譲渡損益は発生しない見込み

 エネルギーソリューションのグリムス<3150>(JQS)は22日引け後、連結子会社であるグリムスベンチャーズの全株式をオールムービー・ジャパンに譲渡することを発表した。

 グリムスベンチャーズは、新規事業の創出を行うことを目的として13年11月に設立 し、Webサイトを利用した商品販売を行ってきたが、Webサイトを利用した商品販売についてのノウハウを蓄積出来たことから、グリムスベンチャーズ株式を譲渡することにした。なお、株式譲渡損益は発生しない見込み。

 今後、グリムスグループとしてはエネルギーに関する商品・サービスに 経営資源を集中し、エネルギーソリューションカンパニーとして成長することを目指すとしている。

 ちなみに、8月10日発表の今期18年3月期第1四半期業績は、売上高19億91百万円(前年同期比15.6%増)、営業利益2億96百万円(同116.2%増)、経常利益3億08百万円(同97.6%増)、純利益1億90百万円(同180.7%増)と2ケタ増収大幅増益であった。

 第2四半期業績予想に対する進捗率は、売上高47.57%、営業利益93.67%、経常利益77.97%、純利益95.96%と利益面での進捗率が高いことから、上振れが期待できる。

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