【株式市場】北朝鮮リスク再燃するがTOPIXは高く日経平均は10時前から持ち直し新規上場株も好発進

株式

◆日経平均の前引けは2万377円29銭(20円29銭安)、TOPIXは1673.99ポイント(1.17ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億5866万株

◆9月期末の配当・優待を確保する買い付け期限(権利確定日)

チャート15 26日(火)前場の東京株式市場は、北朝鮮の外相が米国の戦略爆撃機を領空外でも撃墜する構えを示したことなどを受け、株価指数の先物が先行安したが、トヨタ自動車<7203>(東1)は朝方を除いて堅調にすいいするなど、主力株の底堅さが目立った。日経平均は10時前の89円24銭安(2万308円34銭)を下値に持ち直し、前引けは20円29銭安(2万377円29銭)。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は安いが東証2部指数は高い。

 円高基調にもかかわらず自動車株が総じて高く、原油高を好感して国際石油開発帝石<1605>(東1)が戻り高値。萩原電気<7467>(東1)は業績予想の増額などが好感されて急伸。大泉製作所<6618>(東マ)はEV(電気自動車)関連株物色が再燃とされて出直り拡大。

 26日上場した壽屋<7809>(JQS・売買単位100株)はフィギュア人形、キャラクターグッズなどの企画・開発から輸出入、販売まで行い、9時59分に公開価格2000円を32.5%上回る2650円で売買が成立し初値がついた。その後2990円まで上げ、前引けは2875円。

 東証1部の出来高概算は8億1816万株、売買代金は1兆1370億円。1部上場2028銘柄のうち、値上がり銘柄数は1080銘柄、値下がり銘柄数は798銘柄となった。(HC)

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