ハピネットが出直り強める、業績予想の増額を好感し割安感を見直す

株式市場 銘柄

■第2四半期はニンテンドースイッチ向けなど好調で純利益は従来予想を29%引き上げる

 ハピネット<7552>(東1)は26日の後場、1780円(23円高)で始まり、2日続伸の出直り拡大となっている。25日の取引終了後、今3月期・第2四半期の連結業績見通しを増額発表し、純利益は従来予想を29%引き上げた。好感買いが続いている。

 ビデオゲーム事業で任天堂の「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)本体」および関連ソフトが好調に推移し、売上高をはじめ各利益項目とも従来予想を上回る見込みになった。3月通期の見通しは、同社にとって最大の商戦期になるクリスマス、年末年始の状況が現時点で不透明であるとして据え置いたが、株式市場の期待は通期についても強まったようだ。

 現段階で3月通期の予想連結純利益は25億円(前期比22.5%増)、1株利益は113円12銭を見込む。現在の株価はPER15倍台になり、一段高の1900円でもPERは16倍台のため割安と見る様子がある(HC)

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