【銘柄フラッシュ】ロードスターキャピタルなど急伸しアルテックは業績好調で急伸

株式市場 銘柄

 10日は、東証1部の値上がり率1位が先端機器の専門商社アルテック<9972>(東1)となり、四半期決算と11月通期の業績見通しの増額修正が好感されて一時ストップ高の32.7%高まで上げて大引けも26.9%高。

 東証1部の値上がり率2位は豊和工業<6203>(東1)となり、引き続き投信運用会社ブラックロック・ジャパンによる大量保有が材料視されたほか、自動小銃や迫撃砲を製造する防衛関連株でもあるため、北朝鮮の動向を思惑視する動きもあるようで2日連続ストップ高の22.3%高。

 3位はダントーホールディングス<5337>(東1)の19.8%高となり、一部で個人住宅向けの核シェルター建設に関連するとの見方が出ているようで大幅続伸の19.8%高。

 加賀電子<8154>(東1)は8.4%高となり2006年1月につけた2000年以降の高値に顔合わせし、シリコンカーバイド基板開発などでの住友金属鉱山<5713>(東1)との合弁や、IoT関連企業への資本参加など、このところ積極展開が目立つとされて大幅続伸。

 図研エルミック<4770>(東2)はIoT関連技術の総合展示会「IoT Japan2017」(10月11~13日、東京ビッグサイト)に遠隔地からの制御・監視や見守りシステムを出展とされて急反発し12.9%高。パシフィックネット<3021>(東2)はテレワーク、モバイルワークなどを効率化する新サービス「Bizmo(ビズモ)ハイパーコネクト」が好感されて一時ストップ高の19.9%高まで上げて大引けも15.3%高となり活況高。

 京写<6837>(JQS)は好業績を評価する動きが再燃したとされ、「EV(電気自動車)」関連株人気にも乗り一時ストップ高の19.1%高まで上げて大引けも14.5%高となり活況高。ULSグループ<3798>(JQS)は独自仮想通貨「QASH」の独自ブロックチェーンの開発に関する覚書をブロックチェーン金融事業や仮想通貨取引所「QUOINEX」を運営するQUOINE株式会社(東京都千代田区)と結んだことなどが好感されて一時ストップ高の22.3%高まで上げて大引けは16.0%高。

 ロードスターキャピタル<3482>(東マ)はAI(人工知能)によるオフィス価値査定サービス「AI-Checker」などが注目されてストップ高の20.8%高。メタップス<6172>(東マ)は8月決算の発表が10月16日の予定で期待が再燃とされて15.2%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る