綿半ホールディングスの9月既存店は生活必需品の堅調推移が続く

株式市場 銘柄

■全店売上高は子会社化した綿半Jマートが寄与

 綿半ホールディングス<3199>(東1)は10日、9月の月次売上状況(スーパーセンター事業17年9月度の速報値)を発表し、全店売上高は前年同月比126.1%で2015年4月から30ヵ月連続のプラスとなった。昨年11月に子会社化した「綿半Jマート」が寄与し順調に推移している。

 一方、9月の既存店動向を見ると、売上高は103.2%で9ヶ月連続、客数は102.2%で7ヶ月連続、客単価は101.0%で13ヶ月連続となり、いずれもプラスだった。9月の既存店は、松本の大型ショッピングセンター出店の影響で月後半は伸び悩んだが、EDLP戦略の定着により客数が増加し、食品や日用品などの生活必需品が堅調に推移した。また、ボタニカルコーナーの充実によりグリーン・園芸用品が好調に推移した他、ミックスマッチ(複数販売による割引)やプライベートブランド商品が大幅に伸長した。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る