神戸製鋼が4日続伸し戻り高値、「安全性の検証状況」など材料視

株式市場 銘柄

■10月末現在、製品の使用停止・回収に至る事案なしと発表

 神戸製鋼所<5406>(東1)は1日、時間とともに上値を追い、10時30分を過ぎては5%高に迫る993円(43円高)前後で推移。10月31日の夕方、「不適切行為に係る『安全性の検証状況』の進捗について」を発表し、製品の即時使用停止などの事案は発生していないなどとし、4日続伸基調となって戻り高値に進んでいる。

 発表によると、(1)10月31日現在、過去1 年分を対象とした当社グループの自主点検で検出した不適合製品を納入した取引先、また、直接の納入先以外の取引先の製品において、即時使用を停止する、または、直ちに製品を回収することが必要であると判明した事案は現時点において確認されていない。(2)同社が不適合製品を納入した525社中443社について安全性確認が進んでいる、という。(HC)

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