ワコムが急伸ストップ高、第2四半期の大幅増益など好感

株式市場 銘柄

■デジタルペン搭載タブレットなど拡大し売上高は20%増加

 ワコム<6727>(東1)は8日、急伸相場となり、10時過ぎにストップ高の656円(100円高)まで上げて出来高も急増している。タッチペンタブレット技術で先行し、7日の取引終了後に発表した第2四半期の連結決算(2017年4~9月累計)で各利益とも前年同期比で大幅に黒字転換したことなどが好感されている。

 売上高は前年同期比20%増加し、営業利益は前年同期の8.9億円の赤字から15.0億円の黒字に転換した。引き続き、デジタルペンやデジタルインクの技術で市場を主導し、各種用紙に手書きしたインク情報をリアルタイムにモバイル機器やネットワークへ安全に取り込める新製品を発表するなど、ビジネスワークフローの効率改善やセキュリティを強化した製品の拡販に取り組んだ。新製品の売上貢献が大きかった。3月通期の業績見通しは17年11月1日に増額修正済み。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■GHG排出量削減に貢献  東洋製罐グループホールディングス<5901>(東証プライム)グループの…
  2. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  3. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る