【株式市場】米ハイテク企業の税制に不透明感が言われ日経平均は一時94円安まで下げて一進一退

株式

◆日経平均の前引けは2万2575円40銭(21円80銭安)、TOPIXは1783.28ポイント(2.87ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億4389万株

チャート10 30日(木)前場の東京株式市場は、米国の上院を通過した減税法案を巡り、ハイテク企業の一部にとっては増税の要因になりかねないとの見方があるとされ、NYダウは最高値を更新したものの様子見姿勢があり、日経平均は取引開始後に94円52銭安(2万2502円68銭)まで軟化する場面があった。その後は持ち直して44円51銭高(2万2641円71銭)まで上げたが、前引けは21円80銭安となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 川崎汽船<9107>(東1)などの海運株がバラ積み船の用船料の上昇などを受けて上げ、ジーンズメイト<7448>(東1)はグループの物流コストを下げる戦略的統合物流モデルなどが好感されて大幅続伸。串カツ田中<3547>(東マ)は11月30日付で1株を3株に分割のため高い。28日上場の幸和製作所<7807>(JQS・売買単位100株)は高値を更新。

 東証1部の出来高概算は多めで10億4387万株、売買代金は1兆7873億円。1部上場2037銘柄のうち、値上がり銘柄数は805銘柄、値下がり銘柄数は1145銘柄(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■60億円の設備投資と記念商品で90年の歴史を祝う  ニッカウヰスキーの創業90周年を機に、アサヒ…
  2. ■12フィートコンテナ80個積載、迅速な物資輸送を実現  センコーグループホールディングス(センコ…
  3. ■主要アパレルブランドのさらなる成長と周辺事業への拡張を目指す  三井物産は6月3日、アパレルブラ…
2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■熱中症予防対策で家電メーカーや家電量販店も注目  今週の当コラムでは、「確トラ」と「もしハリス」…
  2. どう見るこの相場
    ■予想可能性相場は意外とロングランとなる可能性も  「一難去ってまた一難」である。前週7月第3週は…
  3. ■割安な6銘柄が33%上昇!今後も高騰期待株続々浮上  東証の集計によれば、2005年以降、今年7…
  4. ■サマーラリー目前!投資家は今こそ2年スパンで考えるべき  「株価は半年先を予測する」といわれる。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る