【株式市場】米国株式の最高値など受け大半の業種が値上がりし日経平均は一時280円高

株式

◆日経平均の前引けは2万2820円81銭(267円59銭高)、TOPIXは1813.27ポイント(19.80ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億393万株

◆新規上場の4銘柄はいずれも公開価格を上回って推移

チャート4 18日(月)前場の東京株式市場は、前週末の米国株式がNYダウ、S&P500などの主要3指数がそろって最高値を更新したことなどが好感され、株価指数の先物が先行高し、日経平均も急反発。217円高で始まり、10時にかけて280円56銭高(2万2833円78銭)まで上げた。前引けは267円59銭高(2万2820円81銭)。ただ、東証2部指数、マザーズ指数は小安い。

 みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)などの大手銀行株が高く、エイジア<2352>(東2)は東証1部への移籍決定が好感されて高い。

 4銘柄が新規上場となり、すららネット<3998>(東マ・売買単位100株)は買い気配のまま公開価格2040円を71%上回る3480円の買い気配。歯愛メディカル(Ciメディカル)<3540>(JQS・売買単位100株)は、9時43分に公開価格3300円を22%上回る4030円で初値がつき、その後4630円まで上げて売買をこなし、前引けは4440円。ナレッジスイート<3999>(東マ・売買単位100株)は買い気配のまま公開価格2000円を70%上回る3400円の買い気配。ジーニー<6562>(東マ・売買単位100株)も買い気配のまま公開価格1350円を71%上回る2302円の買い気配となった。

 東証1部の出来高概算は8億393万株、売買代金は1兆2754億円。1部上場2054銘柄のうち、値上がり銘柄数は1329銘柄、値下がり銘柄数は633銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る