ハウスドゥが賃貸不動産仲介の新ブランド「RENT Do!(レントドゥ!)」を開始

新製品&新技術NOW

■新年1月に開始、賃貸不動産業界の環境変化にともない新たな需要やサービスを提供

 ハウスドゥ<3457>(東1)は18日の取引終了後、賃貸不動産仲介事業の開始と、この事業に特化する新ブランド「RENT Do!(レントドゥ!)」の設立を発表し、2018年1月1日から事業を開始するとした。

 同社は2016年12月8日に東証マザーズから東証1部へ移籍した。現在は、ハウス・リースバック事業、不動産金融事業、 不動産売買事業、 不動産流通事業、 リフォーム事業のほかに、これらの事業のノウハウを加盟店に提供するフランチャイズ事業を展開し、フランチャイズ店舗数は16年10月の400店舗達成から年あまりで100店舗近く増加して直近は491店舗(17年11月末現在)に拡大している。

 17年10月には、金融機関との提携によるリバースモーゲージの保証業務を開始しており、フィンテックによる新たな不動産金融システムの構築、ハウスドゥ!チェーンが保有する不動産取引データや全国の地価公示価格等のビッグデータ並びにAI(人工知能)を活用した不動産査定アプリ「10秒でDo!」や「住宅ローン借入審査シミュレーションアプリ」など、最新テクノロジーを積極的に導入し、「不動産テック企業」として独自のサービスを展開している。

 一方、不動産業界の中で、賃貸不動産業界は物件の供給過多や空き家の増加などにより、これまでにないサービスが求められる状況になっている。そこで、物件所有オーナーの経営状況をサポートするため、様々なサービスの提供やフランチャイズ加盟店を含めた事業の展開を目的として、このたび、賃貸不動産仲介事業の開始および当該事業に特化した新ブランド「RENT Do!(レントドゥ!)」を設立することとした。18年は、「レントドゥ!」の新店舗出店を積極的に展開するとともに、新しいサービスの提供に尽力し、事業領域の更なる拡大と不動産業界の変革への貢献を行うとした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る