【株式市場】出来高が少なくNYダウ最高値などは好感されるが日経平均は小高いまま小動き

株式

◆日経平均の前引けは2万2841円64銭(57円66銭高)、TOPIXは1823.85ポイント(4.82ポイント高)、出来高概算(東証1部)は3億9957万株

チャート4 29日(金)年内最終日の前場の東京株式市場は、NYダウの最高値更新などが好感されて自動車株などが上げ、米国金利の上昇などを受け、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)などの大手銀行株も高い。ただ、株価指数連動型で売買するような大口の注文は少ないようで、日経平均は取引開始後の87円41銭高(2万2871円39銭高)を上値にもみ合い、前引けは57円66銭高(2万2841円64銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 住友金属鉱山<5713>(東1)が銅の市況高などを受けて連日高値に進み、立花エレテック<8159>(東1)は業績・配当予想の増額が好感されて活況高。富士ソフトサービスビューロ<6188>(JQS)は株式3分割などが好感されて連日ストップ高。みらいワークス<6563>(東マ)は今期の売上高32%増の見通しなどへの評価が再燃とされて大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は極度に少なく3億9957万株、売買代金は6646億円。1部上場2063銘柄のうち、値上がり銘柄数は1182銘柄、値下がり銘柄数は732銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は25業種となり、値上がり率上位の業種は、銀行、ガラス・土石、金属製品、証券・商品先物、パルプ・紙、卸売り、保険、精密機器、機械、などとなった。(HC)

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