【株式市場】前場の日経平均は15円高、国内GDPを受け強弱対立、好決算銘柄を個別に選別

◆日経平均は3万9164円87銭(15円44銭高)、TOPIXは2766.47ポイント(7.26ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億4760万株

 2月17日(月)前場の東京株式市場は、内閣府が朝発表した国内GDPの10~12月速報値が市場予想を上回ったとされ、景気の強さを示した一方で利上げを後押しする要因にもなるため受け止め方が分かれた様子。日経平均は小安く始まった後89円高まで上げたが中盤は125円安まで軟化、前引けにかけては再び小高くなった。12月決算や四半期決算が好調だった第一生命HD<8750>(東証プライム)やキオクシアHD<285A>(東証プライム)が活況高。日本マイクロ<6871>(東証プライム)はストップ高となった。
 ユーグレナ<2931>(東証プライム)が一時ストップ高となり営業、経常利益の黒字転換と純損失が4分の1に改善したことなど好感。インフォマート<2492>(東証プライム)は今期も連続大幅増益の予想など好感され急伸。トレードワークス<3997>(東証スタンダード)はストップ高となり今期の大幅増益転換予想など好感。プレイド<4165>(東証グロース)は2日続けてストップ高となり第1四半期の黒字化を連日好感。ヘリオス<4593>(東証グロース)は損失改善が好感され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は9億4760万株、売買代金は2兆947億円。プライム上場1640銘柄のうち、値上がり銘柄数は922銘柄、値下がり銘柄数は663銘柄。

 東証33業種別指数は22業種が値上がりし、石油石炭、その他製品、電力ガス、機械、パルプ紙、電気機器、銀行、ゴム製品、医薬品、鉱業、金属製品、食料品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る