【株式市場】(1月4日大発会)NY株の最高値が好感され日経平均など終値ベースの高値を更新

◆日経平均の前引けは2万3326円06銭(561円12銭高)、TOPIXは1853.07ポイント(35.51ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億612万株

 新年最初の取引となった1月4日(木)「大発会」前場の東京株式市場は、年明けの米国株式市場でNYダウ、S&P500、NASDAQがそろって最高値を更新したことなどが好感されてソニー<6758>(東1)などが活況高となり、ほぼ全面高に近い相場となった。日経平均は308円高で始まった後も上げ幅をジリジリ拡大し、11時にかけて570円12銭高(2万3335円06銭)まで上げて12月につけた終値ベースでの1992年1月以来25年ぶりの高値2万2938円73銭を更新し、取引時間中の高値である2万3382円15銭に迫った。TOPIXは取引時間中の高値も更新した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 年末年始の間にNY原油が上げたことなどを受け、石油資源開発<1662>(東1)などの資源株が上げ、ブランジスタ<6176>(東マ)はスマートフォンで行うクレーンゲームのダウンロード100万件突破発表などが材料視され、昨年末に続き大幅高。ホロン<7748>(JQS)は半導体業界の活況が言われて一段高。

 東証1部の出来高概算は8億612万株、売買代金は多めで1兆5303億円。1部上場2063銘柄のうち、値上がり銘柄数は1667銘柄、値下がり銘柄数は335銘柄となった。(HC)

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