SFPの18年2月期第3四半期は純利益が42%増で着地

■総店舗数は直営218店舗、フランチャイズ7店舗

 首都圏を中心に居酒屋を多店舗展開するSFPホールディングス<3198>(東2)は、今期18年2月期第3四半期連結業績を発表した。

 売上高は前年同期比3.0%増の272億68百万円、営業利益は同6.6%増の23億57百万円、経常利益は同7.9%増の26億03百万円、四半期純利益は同42.0%増の19億90百万円だった。

 各事業を見ると、鳥良事業部門では、「鳥良商店」を新たに9店舗出店し、「磯丸水産」から「鳥良商店」へ1店舗を業態転換したほか、1店舗の閉店により、第3四半期末現在の店舗数は54店舗となり、売上高は61億01百万円だった。

 磯丸事業部門では、今期の重点施策である既存店の改装を積極的に進めるとともに、「磯丸水産」を2店舗出店したほか、九州エリアにフランチャイズ2店舗を出店した。一方で「磯丸水産」5店舗を業態転換したほか、「磯丸水産」4店舗を閉店した。店舗数は直営143店舗、フランチャイズ7店舗となり、売上高は191億33百万円となった。

 その他部門では、多彩な餃子メニューと豊富な一品料理を取り揃えた新業態「いち五郎」を5店舗出店したほか、「磯丸水産」及び「磯丸すし」から5店舗を業態転換し、店舗数は21店舗となり、売上高は20億33百万円となった。

 以上により、第3四半期末現在の総店舗数は直営218店舗、フランチャイズ7店舗となった。

 なお、今期通期連結業績は、当初予想を据え置き、売上高370億円(前期比2.9%増)、営業利益33億50百万円(同1.3%増)、経常利益37億円(同3.9%増)、純利益24億50百万円(同17.7%増)としている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る