【株式市場】円高が進み日経平均は後場に入り下げ幅を拡げて大幅に3日続落

株式

◆日経平均の終値は2万3669円49銭(271円29銭安)、TOPIXは1884.56ポイント(16.67ポイント安)、出来高概算(東証1部)は15億6333万株

チャート14 25日後場の東京株式市場は、円相場がしばしば1ドル108円台に入る円高進行となり、パナソニック<6752>(東1)などがジリ安基調を継続。原油高を受けて日本海洋掘削<1607>(東1)などの資源関連株には高い銘柄があったが、日経平均もジリ安基調となり、14時にかけて 291円67銭安(2万3649円03銭)まで下押す場面があった。大引けも271円安となり2日続落。中で、日経JASDAQ平均は前引けに続いて高い。

 後場は、ヤマトホールディングス<9064>(東1)が円高の影響の小さい銘柄として対比的に注目されて高値を更新し、サンバイオ<4592>(東マ)は主力株が重いときのバイオ株とされて高値を更新。メディカル一光<3353>(JQS)は好業績への評価が衰えずストップ高となり連日大幅高。

 東証1部の出来高概算は15億6333万株(前引けは8億582万株)、売買代金は2兆9626億円(同1兆5314億円)。1部上場2063銘柄のうち、値上がり銘柄数は462(同550)銘柄、値下がり銘柄数は1519(同1423)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は3業種(前引けは2業種のみ)となり、石油・石炭、鉱業、陸運、が高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIが「空気読み」戦略立案、自律協調の新技術を発表  NTT(日本電信電話)<9432>(東証プ…
  2. 【デスクワーク時の「ちびだら飲み」がもたらす効果を検証】 ■カフェインだけじゃない、緑茶の新たな可…
  3. ■論理的推論と安全性を大幅向上  OpenAIは8月7日(現地時間)、次世代AIモデル「GPT-5…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  2. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  3. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  4. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  5. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  6. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る