【株式市場】円高など受け日経平均は反落するが材料株物色の色彩が強まり個別に活況

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万8850円69銭(120円31銭安)、TOPIXは1534.67ポイント(6.17ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億1292万株、

チャート11 9日前場の東京株式市場は、前週末のNY株式市場が278ドル安となったほか、対ユーロで円高が進んだため材料株物色の色彩が強まり、日経平均は朝方に237円13銭安(1万8733円87銭)まで下げて反落となった。一方、東証2部指数と日経JASDAQ平均は小高い。

 損保ジャパン日本興亜ホールディングス<8630>(東1)が介護事業のメッセージ<2400>(JQS)に出資と伝えられて高値を更新し、エス・バイ・エル<1919>(東1)ヤマダ電機<9831>(東1)と連携強化の報道を受けて急伸するなど、個別に活況高の銘柄が目立ち、ITbook<3742>(東マ)はマイナンバー制度に関連する需要に期待とされてストップ高。大塚家具<8186>(JQS)は今期配当を前期比2倍とする中期計画に対し創業者の大塚勝久会長が同3倍にする意向とされ、株主総会に向けた委任状争奪戦の再燃期待などから急伸した。

 東証1部の出来高概算は9億1292万株、売買代金は1兆583億円。1部上場1863銘柄のうち、値上がり銘柄数は743銘柄、値下がり銘柄数は975銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は8業種となり、値上がり率上位の業種は、ゴム製品、サービス、鉱業、保険、水産・農林などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る