川崎近海汽船が逆行高、3月5日から「清水/大分航路」2隻体制のデイリー運行に

株式市場 銘柄

■今期の2ケタ増益見通しに上乗せ寄与へ

 川崎近海汽船<9179>(東2)は2日、全体相場の急落に逆行して続伸基調となり、10時30分にかけては3970円(35円高)まで上げて本日の現在高となっている。

 2017年10月にカーフェリー1隻の隔日運行でスタートした「清水/大分航路」(大分県~静岡県)が18年3月5日から2隻体制のデイリー運行になり、大型トラックなどの3日目配送が毎日実現することになるため、長距離ドライバー不足が言われる長距離幹線輸送の需要を本格的に取り込むとして来期以降の業績上乗せを期待する様子がある。

 今期・18年3月期の連結業績見通しは、鋼材や木材、農産物の輸送量増加や市況上昇などにより、売上げ高を前期比10.7%増の415億円、営業利益を同62.8%増の23億円、純利益は同85.6%増の11億円の見込みとする。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る