日経平均2万1000円割る、今回の下げ相場で最初につけた安値を割り込む

株式

■2段下げ相場に入る懸念あるが「三尊底」を形成しに行くパターンの可能性が
 
5日後後の東京株式市場では、主な株価指数が次第に下げ幅を広げ、日経平均は14時30分過ぎに244円38銭安(2万937円26銭)まで下押し、取引時間中としては2月14日以来の2万1000円割れとなった。

 また、米国の金利上昇に端を発した今回の下げ相場で最初につけた安値(2月14日の2万950円15銭:取引時間中の安値)を割り込んだ。

 当面の下値メドとしては、2万円の大台攻防になるとの見方があるが、2万円を大きく割り込むと2段下げ相場に入る懸念が出てくる。ただ、2万円を割り込む場合でも、割り込み方が浅い場合は2月14日の安値2万950円15銭を1番底として2万円の大台をはさみながら「三尊底」(逆三尊、3点底)を形成するパターンがイメージできるようだ。(HC)

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