フォーカスシステムズは今18年3月期通期業績予想と配当の上方修正を発表

■受注が好調であることから、前回発表予想を上回る見込み

 フォーカスシステムズ<4662>(東1)は5日、今18年3月期通期業績予想と配当の上方修正を発表した。

 売上高については、受注が好調であることから、前回発表予想を上回る見込みとなった。
 また、利益面については、増収効果に加え、主に公共関連事業のプロジェクト管理と生産性向上対策が奏功したことと、情報セキュリティ機器関連事業における官公庁向けのサイバーセキュリティ製品の大型受注、トレーニング受講者の増加等により、上方修正することとなった。

 その結果、今期売上高は、前回予想を8億円上回る192億円(前期比7.6%増)、営業利益は1億60百万円上回る10億10百万円(同35.9%増)、経常利益は1億80百万円上回る10億円(同36.8%増)、純利益は1億50百万円上回る6億70百万円(同21.6%増)と上方修正により、増収大幅増益となる見込み。

 配当については、好業績が見込めることから、期末配当を当初の12円50銭から16円に上方修正した。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る