【株式市場】米国の保護貿易への懸念が後退する様子になり日経平均は一時509円高

株式

◆日経平均の前引けは2万1487円16銭(445円07銭高)、TOPIXは1724.50ポイント(29.71ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億851万株

チャート2 6日(火)前場の東京株式市場は、米トランプ大統領がツイッターで鉄鋼・アルミ製品の関税上乗せなどに緩和の余地があるような示唆をしたとの見方などが伝えられ、保護貿易への傾斜懸念が後退し、欧米株式の大幅反発を受けて日経平均も先物主導で大幅反発となった。自動車株や電機・精密、機械株などが軒並み反発した他、原油相場の上昇を受けて国際石油開発帝石<1605>(東1)なども高い。日経平均は11時にかけて509円05銭高(2万1551円14銭)まで上げ、前引けも445円07銭高(2万1487円16銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 保護貿易への懸念が後退する様子になったため、好業績の銘柄を見直す雰囲気が再燃し、日本電子<6951>(東1)メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)などが急反発。ピクスタ<3416>(東マ)エスプール<2471>(JQS)なども高い。

 東証1部の出来高概算は6億851万株、売買代金は1兆1846億円。1部上場2069銘柄のうち、値上がり銘柄数は1918銘柄、値下がり銘柄数は120銘柄となった。(HC)

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