【株式市場】日銀介入や年金基金の押し目買いなど言われ日経平均など堅調

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万8723円52銭(58円41銭高)、TOPIXは1525.67ポイント(0.92ポイント高)、出来高概算(東証1部)は19億2659万株

チャート5 11日後場の東京株式市場は、ファナック<6954>(東1)が朝発表の機械受注統計を見直すとされて13時頃から一段強含み、ブリヂストン<5108>(東1)は北米景気の回復感などが言われて一段強含むなどで全体に底堅く、日経平均は一段上げて14時頃に171円82銭高(1万8836円93銭)まで上げて朝方の81円59銭安(1万8583円52銭)からは大きく反発した。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均とも一段上げて堅調となった。

 日銀の介入や年金基金の押し目買いなどが言われ、三井不動産<8801>(東1)などの主力株も高く、東京個別指導学院<4745>(東2)が「ネット教室」の本格展開などへの期待から東証1部の値上がり率2位となり、ネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)は自治対や企業のホームページにイスラム過激派らしきサイバー攻撃と伝えられてセキュリティ強化需要の期待から急伸、アスカネット<2438>(東マ)は空中結像技術に加えて進展開のネットによるギフト通販に期待とされて活況高。

 経営統合を発表したファミリーマート<8028>(東1)ユニーグループ・ホールディングス<8270>(東1)は安い。

 東証1部の出来高概算は19億2659万株(前引けは9億7935万株)、売買代金は2兆2610億円(同1兆1125億円)。1部上場1864銘柄のうち、値上がり銘柄数は939(同996)銘柄、値下がり銘柄数は778(同696)銘柄となった。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は15業種(同20業種)となり、値上がり率上位の業種は、その他金融、空運、建設、医薬品、不動産、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る