カイオム・バイオサイエンスが逆行高、カナダ企業へのライセンス契約を好感

株式市場 銘柄

■製品の販売後には売上高に応じたロイヤリティを受け取る

 カイオム・バイオサイエンス<4583>(東マ)は23日、大きく出直って始まり、取引開始後に9%高の371円(32円高)まで上げて全体相場の急落に逆行。2月7日以来の370円台回復となった。22日付で、「抗セマフォリン3A抗体の共同開発ライセンス及び独占的オプション契約締結のお知らせ」を発表。製品の販売後には売上高に応じたロイヤリティを受け取るとしたため注目されている。

 カナダのSemaThera Inc.(本社、モントリオール)との間で、同抗体の非眼科領域を含む糖尿病合併症に対する治療薬及び診断薬の開発に関し、共同開発ライセンス及び独占的オプション契約を締結した。

 今朝の東証株式市場は、NY株式の急落や円高を受けて全面安となり、東証マザーズ市場は9時15分現在、値上がりしている銘柄が8銘柄にとどまっている。(HC)

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