上場1ヵ月のMマートはPERなど見直され再び出直る

株式市場 銘柄

■全体相場の下げに押され23日に4000円を割り込み売られすぎ感が

 Mマート<4380>(東マ・売買単位100株)は26日の後場寄り後に3920円(165円高)をつけ、5日ぶりに反発している。業務用食材の卸売りサイト「Mマート」の運営などを行い、2月23日に上場。PERが100倍を超えることなどが言われ、2月27日の6970円を高値に調整してきたが、全体相場の下げに押されて3月23日に4000円を割り込み、売られすぎ感が強まったとの見方が出ている。

 3月15日に2018年1月期の決算を発表し、今期・19年1月期の業績見通しを売上高は前期比16%増の7.02億円、純利益は同51%増の1.18億円、1株利益は48円96銭とした。株価4000円はPER82倍前後になり、ひところに比べて割高感がかなり緩和している。再びPER100倍まで上げるとすれば株価は4896円になり、2割以上の値上がりが見込めることになると見て注目する様子もある。(HC)

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