オプティマスグループは配当開始など材料に反発

株式市場 銘柄

■27日に3月期末配当の権利確定日が到来

 オプティマスグループ<9268>(東2)は26日、反発相場となり、14時40分にかけては4%高の1966円(72円高)前後で推移している。さる3月14日、これまで未定としていた3月期末以降の配当について、「中間配当および期末配当の年2回を基本とし」「当面は連結配当性向30%程度を目安とする方針」などと発表。配当の開始に期待が集まっている。この3月期末配当の権利確定日(権利付き最終日)は、今年・2018年は3月27日になる。

 ニュージ-ランド向けの中古車輸出などを行い、配当方針と同時に今3月期の業績見通しは減額修正したが、主因は2月に日本発ニュージ-ランド向けの自動車運搬船で害虫指定のカメムシが発見され、ニュージーランド向けの物流に大きな乱れが発生したことを2月に発表済みのため、大きなマイナス材料にはなっていないようだ。(HC)

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