
■第1四半期は営業利益4倍、株価は10年ぶりの安値圏から出直る
アミューズ<4301>(東証プライム)は8月15日、買い気配で始まり、取引開始後に22%高の2067円(373円高)をつけて一気に2022年8月以来の2000円台に進んでいる。14日午後に発表した第1四半期(2025年4~6月)連結決算の営業利益が前年同期の4倍になるなど大幅な増収増益となり、3月通期の予想も大幅に増額修正し、注目集中となった。株価は10年ぶりの安値圏とあって上値余地は大との期待が出ている。
今期・26年3月通期の連結業績予想は、「サザンオールスターズや星野源をはじめとしたアーティストの大型コンサートツアー等に係るイベント収入および商品売上収入が好調だったことにより、期初予想を大幅に上回る見通し」(発表資料より)となり、営業収入は5月に開示した前回予想を4.8%上回る見込みに見直し、営業利益は同50.8%上回る見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同66.7%上回る見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)