サイオスは「エピゲノム」のレリクサ社との提携が注目されストップ高

株式市場 銘柄

■バイオサイエンス領域での事業拡大をめざす

 サイオス<3744>(東2)は27日、朝方にストップ高の711円(100円高)で売買されたまま11時を過ぎてもストップ高買い気配を続けている。26日付で、東京大学の研究室を母体とする「エピゲノム」専門解析企業の株式会社Rhelixa(レリクサ)(東京都千代田区)との資本業務提携を発表し、注目殺到となった。
 発表によると、「エピゲノム」は、生まれた時に決まっている遺伝的情報「ゲノム」に対して、時間・環境依存的な後天的な分子レベルの影響を指す。レリクサ社は、大学や研究機関、製薬会社、遺伝子研究をおこなっている企業等から委託を受け、ゲノム・エピゲノムに関する実験・解析を専門的に行っている。バイオサイエンス領域において事業を拡大できると判断し、この度の資本業務提携に至った。今期・2018年12月期は完全黒字化の見通しだ。(HC)

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