タカラレーベンは決算見通しの増額など好感されて大きく出直る

株式市場 銘柄

■18年3月期、引渡し戸数など計画を上回り配当も増額修正

 タカラレーベン<8897>(東1)は24日、大きく出直って始まり、取引開始後に8%高の473円(35円高)まで上げて戻り高値に進んだ。23日の取引終了後、2018年3月期の決算見通しと配当予想を増額修正し、連結純利益は従来予想を16%引き上げて73億円の見込み(前期比では19.5%の増加)などとし、注目が集まっている。テクニカル的には550円どころまで回復余地があるとの見方もある。

 新築分譲マンション事業において、引渡し計画1600戸に対し計画を上回る1619戸の引渡しを行ったこと、発電事業にでメガソーラー発電施設を追加で売却したことなどにより、売上高の見込みは同じく0.7%引き上げて1108億円(同6.9%の増加)とした。3月期末配当は従来予想を1円増額して11円の見込みとした。(HC)

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