【株式市場】ファナックなどの牽引役が一服し日経平均は小反落

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万9246円06銭(8円19銭安)、TOPIXは1558.21ポイント(2.12ポイント安)、出来高概算(東証1部)は19億7710万株

チャート11 16日後場の東京株式市場は、前週末にかけて日経平均の15年ぶり高値更新などを牽引したファナック<6954>(東1)が軟調なまま一進一退となり、朝方は高かったトヨタ自動車<7203>(東1)三井不動産<8801>(東1)も何度か軟化するなど、全体に上げ一服感があり、日経平均はじめTOPIX、JPX日経400も伸び悩んだまま4日ぶりに小反落となった。ただ日経JASDAQ平均は4日続伸となった。

 日銀の金融政策決定会合(16~17日)を見極めたいと様子見姿勢もあったようだが、中でオリエンタルランド<4661>(東1)などが堅調。ITBook<3742>(東マ)ジャパンシステム<9758>(JQS)はマイナンバー制度の関連株とされて連想買いや思惑買いがありストップ高となった。一方、東洋ゴム工業<5105>(東1)は免震ゴムの性能基準未達などにより朝方ストップ安となったが小戻した。

 東証1部の出来高概算は19億7710万株(前引けは10億39万株)、売買代金は2兆4517億円(同1兆1731億円)。1部上場1868銘柄のうち、値上がり銘柄数は1008(同955)銘柄、値下がり銘柄数は790(同701)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は14業種(同16業種)となり、値上がり率上位の業種は、空運、銀行、その他製品、ガラス・土石、機械、その他金融、金属製品、パルプ・紙、サービス、などだった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る