【株式市場】米国のイラン核合意離脱などあり日経平均は軟調反落するが好決算銘柄は強い

株式

◆日経平均の終値は2万2412円96銭(95円73銭安)、TOPIXは1771.39ポイント(8.43ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億9710万株

チャート9 5月9日後場の東京株式市場は、この日決算発表を予定するトヨタ自動車<7203>(東1)が一段軟調に始まり、13時25分の発表後は一気に堅調転換した。同じくソフトバンクグループ<9984>(東1)はジリ高基調となったが、午前中の円安基調が鈍化する印象のため、日経平均は14時頃まで50円安(2万2450円)前後で小動きとなった。大引けは99円81銭安(2万KG情報円88銭)となり反落。前場は高かったマザーズ指数、日経JASDAQ平均も小安くなった。

 後場は、ヤマダコーポレーション<6392>(東2)が13時30分に業績見通しの増額を発表して急動意となり、アスカネット<2438>(東マ)は空中結像装置の主要部材の量産化メドという過日発表が再注目されたようで大きく出直り、富士ソフトサービスビューロ<6188>(JQS)は本日決算発表の予定で期待が強まったとされて大引けにかけて一段高。

 東証1部の出来高概算は17億2743万株(前引けは8億9710万株)。売買代金は2兆9264億円(同1兆4185億円)。1部上場2083銘柄のうち、値上がり銘柄数は754(同904)銘柄、値下がり銘柄数は1237(同1088)銘柄。

 また、東証33業種別指数は9業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ガラス・土石、水産・農林、パルプ・紙、輸送用機器、鉱業、銀行、サービスなどとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る