ミクシィが大きく出直る、自社株買いなど好感される

株式市場 銘柄

■業績は今期も減収減益予想でMSCI除外売りの観測もあるが株価は高い

 ミクシィ<2121>(東マ)は14日、大きく出直って始まり、11時にかけて7%高の3815円(240円高)まで上げ、マザーズ市場の値上がり率6位前後に顔を出している。10日に発表した3月決算は減収減益となり、今期の見通しも減収減益の見込みとしたが、同時に自己株式の取得(自社株買い)も発表。結果として自社株買いを好感する動きが優勢になっている。

 自社株買いは、取得上限株数320万株(保有自己株式を除く発行済み株式総数の4.10%)、上限金額は100億円、実施期間は5月15日から9月30日までの約4ヵ月半。

 また、日本時間の5月15日朝にMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)世界株価指数の構成銘柄の定時見直しが発表されると伝えられており、みずほ証券のリポートでは除外候補の中にミクシィが入っていると伝えられているが、こうした売り要因に対しては自社株買いが立ち向かう構図になりそうだ。(HC)

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