
■アドウェイズ、バリュークリエーションに続き今日はマテリアルグループも急伸
マイクロアド<9553>(東証グロース)は6月3日、一時15%高の410円(54円高)まで急伸して約半月ぶりに年初来の高値を更新し、後場も7%高の38.円前後で強い値動きを続けている。3日朝、「TikTok」ライブコマースの運営代行事業を行い<7時間で20億円>の販売実績を誇るとされる中国のPinspaceグループ(ピンスペースグループ、本社:深圳市、Pinspace社)との合弁会社「株式会社IZULCA(イヅルカ)」設立を発表し、期待が強まっている。
発表によると、合弁会社の事業内容は「TikTok Shop運営及び、TikTokライブコマースの総合支援」、事業開始日は「2025年6月」。これにより、Pinspace社が中国国内のTikTok Shop(抖音)で記録した「7時間で20億円販売」という驚異的な実績と、マイクロアドがもつマーケティングの知見を活かし、Pinspaceの日本におけるソーシャルコマース市場への参入を総合的に支援していくとした。
このところ、「TikTok Shop」の活用支援事業を開始する銘柄が急動意となる例が目立っており、アドウェイズ<2489>(東証プライム)は5月30日に「TikTokShop」支援サービスを発表し、直後から株価が急伸。バリュークリエーション<9238>(東証グロース)は6月2日に「TikTok Shop」の運用サービス開始が好感されて一時急動意。マテリアルグループ<156A>(東証グロース)も6月2日に「TikTok Shop」活用トータル支援サービスの提供開始を発表し一段と大きく出直っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)