レカムの18年9月期第2四半期は、レカムIEパートナーが新たに加わり、増収大幅増益

■情報通信事業、海外事業共に好調

 レカム<3323>(JQS)の18年9月期第2四半期は、レカムIEパートナーが新たに加わったこともあり、増収大幅増益となった。

 18年9月期第2四半期連結業績は、売上高29億80百万円(前年同期比23.7%増)、営業利益2億12百万円(同103.4%増)、経常利益1億96百万円(同105.2%増)、純利益1億01百万円(同46.7%増)となった。

 同社は、光通信と資本業務提携を実施し、2018年2月にLED照明や業務用エアコンを行うレカムIEパートナーを子会社化したほか、4月にはOA機器や光回線、HP制作等を販売するR・Sの株式を取得した。また、海外展開については、2018年2月にRECOMM BUSINESS SOLUTIONS (MALAYSIA) SDN.BHD.を設立し、ASEANにおける拠点を開設した。

 セグメント別の業績は、情報通信事業は、売上高23億84百万円(同15.1%増)、セグメント利益1億22百万円(同116.2%増)と2ケタ増収大幅増益となった。

 BPO事業では、レカムBPO(株)において既存顧客からの新たな業務の追加受注獲得及び新規顧客の開拓にも注力した結果、売上高1億92百万円(同20.8%増)となったものの、セグメント利益は、円高の影響もあり、22百万円(同15.8%減)となった。

 海外法人事業は、日系企業へのLED照明やエコ商材等の拡販に向けて、2017年8月に営業を開始したベトナムレカムの販売が順調に立ち上がってきており、中国3拠点での販売と合わせて、拡販に取り組んだ結果、売上高4億03百万円(同125.6%増)、セグメント利益67百万円(同225.2%増)と大幅増収増益なった。

 通期業績予想については、第2四半期が順調に推移していることから、当初予想を据え置いている。

 18年9月期連結業績予想は、売上高77億円(前期比49%増)、営業利益7億円(同139.5%増)、経常利益6億70百万円(同158.9%増)、純利益3億40百万円(同142.2%増)を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る