うかいは上方修正して18年3月期決算を発表

■新規出店した「アトリエうかい」の2店舗が好調に推移

 うかい<7621>(JQS)は、上方修正して18年3月期決算を発表した。

 上方修正した要因は、売上高については、18年3月期に新規出店した「アトリエうかい」の2店舗が好調に推移したことにより、当初予想の売上高を上回ったことによる。

 また、利益面については、売上高が計画を上回ったことで、3月にオープンした「六本木うかい亭」「六本木kappou ukai」の出店費用が計画を上回ったものの、増収効果がカバーしたことで、当初予想を上回ることになった。

 その結果、18年3月期の売上高は、前回予想を3億38百万円上回る132億38百万円(同5.3%増)、営業利益は88百万円上回る3億54百万円(同22.1%減)、経常利益は1億18百万円上回る3億43百万円(同17.2%減)、純利益は1億03百万円上回る2億18百万円(同9.1%減)となった。

 事業本部の売上高は120億19百万円(同6.0%増)、文化事業の売上高は12億18百万円(同0.8%減)であった。

 今期については、18年3月期に出店した4店舗の売上が通年で貢献することから、増収を見込んでいる。一方で、今後の事業成長を見据えた戦略的な投資として店舗設備の改修や補修、また人材確保・成長に向けた費用の発生を見込んでいる。

 19年3月期業績予想は、売上高141億15百万円(前期比6.6%増)、営業利益3億76百万円(同6.1%増)、経常利益3億54百万円(同3.0%増)、純利益1億99百万円(同9.0%減)を見込む。

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