ジーニーは21年3月期2Q累計赤字縮小、2Qは営業黒字に転換

(決算速報)
ジーニー<6562>(東マ)は11月12日の取引時間終了後に21年3月期第2四半期累計の連結業績を発表した。新型コロナウイルス影響による広告需要の減少で減収だが、第2四半期から売上が回復傾向となり、収益性改善も寄与して赤字縮小した。また四半期別に見ると第2四半期は営業黒字に転換した。そして通期黒字予想としている。収益改善基調を期待したい。株価は底練りから上放れの動きを強めている。第2四半期の営業黒字転換も好感する動きとなりそうだ。

■21年3月期2Q累計営業赤字縮小、2Q営業黒字転換して通期黒字予想

 21年3月期第2四半期累計連結業績は、売上高が前年同期比8.2%減の64億30百万円、営業利益が1億23百万円の赤字(前年同期は2億29百万円の赤字)、経常利益が1億40百万円の赤字(同2億46百万円の赤字)、EBITDAが47百万円の黒字(同79百万円の赤字)、純利益が1億19百万円の赤字(同2億39百万円の赤字)だった。

 新型コロナウイルス影響による広告需要の減少や、海外の一部不採算事業の縮小などで減収だが、第2四半期から売上が回復傾向となり、収益性改善も寄与して赤字縮小した。また四半期別の営業利益を見ると、第1四半期は1億32百万円の赤字だったが、第2四半期は9百万円の黒字となり、小幅ながら営業黒字に転換した。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が20年3月期比8.6%増の155億80百万円、営業利益が1億86百万円の黒字(20年3月期は91百万円の赤字)、経常利益が1億74百万円の黒字(同1億41百万円の赤字)、EBITDAが2.6倍の5億49百万円、純利益が1億34百万円の黒字(同1億78百万円の赤字)としている。

 下期が広告業界の需要期となり、第4四半期には上場来最高の売上総利益を目指すとしている。収益改善基調を期待したい。

■株価は底練りから上放れ

 株価は底練りから上放れの動きを強めている。第2四半期の営業黒字転換も好感する動きとなりそうだ。11月12日の終値は811円、時価総額は約146億円である。

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