建設技術研究所のグループ企業である環境総合リサーチは中長期ビジョン2025「FORWARD2025」を発表

■2025年までに、売上高20億円、社員数150名を目標に掲げる

 建設技術研究所(以下、CTI)<9621>(東1)のグループ企業である環境総合リサーチ(以下「ER&S」)は、中長期ビジョン2025「FORWARD2025」を発表した。

 ER&Sは、「株式会社ユニチカ環境技術センター」を前身として、計量証明事業登録の下で水質・底質、大気・悪臭等の環境測定・分析を40年以上に亘って手掛けてきた。

 その間、1990年代にはダイオキシン類分析、2000年代には土壌汚染調査、2010年代には放射能・放射線測定の事業化などの展開を図ってきた。そして2015年7月よりCTIグループの一員として新たな一歩を踏み出している。

 今回、ER&SがCTIグループの一員として自立・発展してCTIグループの中長期ビジョン「CLAVIS 2025」の一翼を担うための羅針盤となる2025年に向けた中長期ビジョンを策定した。

 コンセプト(基本的な考え方)は、「調査・分析業から環境保全・創造企業へ」を掲げ、高度な調査・分析技術を基盤として「環境を総合的に科学する会社」を目指す。

 そのための企業像としては、1)社員を大切にし、社会に信頼される会社、2)環境を技術で守り作る会社、3)海外にも貢献する会社、4)チャレンジし続ける会社、4)SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する会社と4つの目標を掲げている。

 また、事業規模としては、2025年までに、売上高20億円、社員数150名を目標としている。

 これらの目標を達成するための事業展開方策として、調査・分析の精度を高めながら環境保全・創造企業を目指す。グループ連携強化により事業を拡大してCLAVIS 2025の実現に貢献する。付加価値の高い事業展開により収益性を改善する。顧客ニーズに対応した新技術の開発及び技術力の向上を図る。業務効率化の推進により処遇の改善及び多様な働き方の実現を図る。この様な事業展開の方向性を示している。

 また、遺伝子解析、民間企業へのコンサルティング、廃棄物処理の維持管理など柱となる新次号展開を推進すると共に東日本拠点(ラボ)整備から全国展開、海外展開を図ることにより、目標の達成を目指すとしている。

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