【株式評論家の視点】Hameeは「攻めのIT経営銘柄2018」に3年連続で選定、26週移動平均線突破を期待

株式評論家の視点

 Hamee<3134>(東1)は、2015年4月東京証券取引所マザーズ市場に上場。16年7月にマザーズ市場から市場第一部へ市場変更。プラットフォーム事業(ネット通販サポートシステム開発・提供、ネット通販サポートアプリ開発・提供)、コマース事業(モバイルアクセサリーのネット・モバイル通販、雑貨のネット・モバイル通販、卸向けモバイルアクセサリーのネット通販、大手量販店向け卸販売、・モバイルアクセサリーの企画・開発)、グローバル事業(アメリカ、韓国、中国・台湾、インド)を展開している。

 前2018年4月期第2四半期において、同社グループは、モバイル(スマートフォン及び携帯電話)アクセサリーの販売について、依然としてSNS等で好評を博している「iFace」シリーズなどの自社企画商品を中心に個性的な新商品を継続的にリリースしたほか、11月から販売開始された「iPhone10」に対応する商品のスピーディな拡充など販売拡大に注力。また、自社開発のECバックオフィスシステム「ネクストエンジン」について、アパレル通販サイトとの連携を強化するアプリや、トランザクションレンディングサービスとのデータ連携アプリ等、プラットフォーム化のメリットを最大限に活用したサービスを展開したことに加え、EC事業者の最強パートナーへの進化を目的として、EC事業者向けコンサルティング事業会社、株式会社JSコンサルティングの子会社化を決定するなど、持続的な成長に向けて事業展開を推し進めている。

 前18年4月期第2四半期業績実績は、売上高70億5100万円(前年同期比14.0%増)、営業利益10億3700万円(同36.4%増)、経常利益9億2100万円(同30.6%増)、純利益6億2500万円(同27.9%増)に着地。国内事業はコマース、プラットフォーム事業共に概ね業績予想通りに推移。ネクストエンジン契約数5,000社に向けたプラットフォーム事業の先行投資をコマース事業が吸収。営業利益は年計画に対する進捗率が89.3%と順調に推移している。

 前18年4月期業績予想は、売上高93億2000万円(前期比9.6%増)、営業利益11億6100万円(同5.0%増)、経常利益11億5700万円(同10.4%増)、純利益7億5500万円(同8.5%増)の連続最高益更新を見込む。年間配当は、期末一括5円(同0.5円増)の増配を予定している。

 株価は、1月31日に年初来高値2206円、3月12日高値2077円と買い直された後、4月17日につけた年初来安値1480円まで調整を挟んで5月29日高値1760円と上昇している。5月30日に経済産業省および東京証券取引所の選ぶ「攻めのIT経営銘柄2018」に3年連続で選定されたと発表しており、見直し機運が高まると予想する。第3四半期の営業利益は年計画に対する進捗率が89.3%と順調に推移しており、通期業績予想の上振れも視野に入る。コマース事業とプラットフォーム事業の相乗効果による成長持続を見込んでおり、6月13日に予定される4月期本決算の発表は注目される。26週移動平均線を突破出来れば、一段高へ向かう公算が大きいだろう。(株式評論家・信濃川)

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