【株式市場】円安が午後も続き日経平均は一時344円高まで上げ大幅反発

株式

◆日経平均は2万2475円94銭(304円59銭高)、TOPIXは1774.69ポイント(25.52ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億8298万株

チャート13 4日後場の東京株式市場は、前場に続いて円相場がジリジリ軟化するためトヨタ自動車<7203>(東1)などがジリ高傾向を続け、日経平均も一段高となり、13時頃にかけて344円37銭高(2万2515円72銭)まで上げた。その後は第一生命ホールディングス<8750>(東1)が14時30分頃にかけて一段とジリ高になるなど、交互循環的に上値を追う銘柄が現れ、日経平均も上げ幅300円台を保ったまま前週末比で大幅反発。半面、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は軟調。

 後場は、学研ホールディングス<9470>(東1)が小学校での「プログラミング教育」導入構想などを手掛かりに一段高となる場面があり、アドウェイズ<2489>(東マ)は過日発表した定款変更による仮想通貨関連事業への進出に期待が根強く後場一段高。スマートバリュー<9417>(JQS)は6月期末配当の増額と同月末を基準日とする株式分割発表が好感されて高い。

 東証1部の出来高概算は14億8298万株(前引けは7億3171万株)。売買代金は2兆4535億円(同1兆1243億円)。1部上場2084銘柄のうち、値上がり銘柄数は1737(同1797)銘柄、値下がり銘柄数は309(同238)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種(前引けは31業種)が値上がりし、その他製品、を除く全業種が高い。値上がり率上位は、輸送用機器、海運、銀行、パルプ・紙、非鉄金属、卸売り、保険、ガラス・土石、機械、などとなった。(HC)

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