【銘柄フラッシュ】兵機海運などが急伸しUSEN-NEXTはサッカーW杯も材料視されて高い

株式市場 銘柄

 17日は、東証1部の値上がり率1位に2日続けて曙ブレーキ工業<7238>(東1)の12.6%高が入り、引き続き新構造の軽量ディスクブレーキ開発報道などが注目されて連日大幅高。

 2位はUSEN-NEXT HOLDINGS<9418>(東1)の8.1%高となり、ソニー<6758>(東1)の4K「ブラビア」テレビに対応するリモコンに6月9日以降、順次「U-NEXTボタン」が搭載されることになり、サッカー「2018FIFAワールドカップ ロシア」の開幕とと併せて材料視する様子があり戻り高値。

 3位はライドオンエクスプレスホールディングス<6082>(東1)の7.8%高となり、簡単にデリバリー注文が出来るアプリを5月17日にリリースし、サッカー「2018FIFAワールドカップ ロシア」の開幕は追い風との見方。

 兵機海運<9362>(東2)は北朝鮮への制裁解除、経済支援などを期待する動きとされて昨日の反落を一気に奪回しストップ高の20.0%高。リンコーコーポレーション<9355>(東2)も同様の思惑で再び上値を指向し20.0%高。伏木海陸運送<9361>(東2)も急反発となって再び上値を指向し5.0%高。フュートレック<2468>(東2)はAIを用いた音声言語技術の中国企業との提携が注目されてストップ高の15.5%高。

 ハイアス・アンド・カンパニー<6192>(東マ)は13日に発表した4月決算と今期見通しが注目されてストップ高の19.2%高。ALBERT<3906>(東マ)はAI(人工知能)による自動運転技術の開発などを推進し、アイサンテクノロジー<4667>(JQS)が愛知県の自動運転実証実験事業からの受託を材料に動意を強めたことなどが言われて11.2%高。

 フジタコーポレーション<3370>(JQS)は13日に発表した5月の月次動向などが材料視されてストップ高の26.6%高。フジトミ<8740>(JQS)は商品先物各社にAI(人工知能)取引システム導入の動きが伝えられて前場ストップ高で売買をこなし、後場は多少ダレたが活況で16.1%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る