免疫生物研究所は7月中旬の日本動脈硬化学会など材料視され続伸

株式市場 銘柄

■順天堂大・脳神経外科学講座の最近の論文に同社の測定器が活躍

 免疫生物研究所<4570>(JQG)は3日、続伸基調となって出直りを続け、10時半にかけては7%高の973円(64円高)前後となっている。7月12、13日に開催される第50回日本動脈硬化学会で、子会社スカイライト・バイオテック社が提供する最先端のリポタンパク質解析サービスなどを展示する予定。全体相場が大きく下げた2日も高かったため注目する様子もある。

また、2日付で、順天堂大学医学部脳神経外科学講座の秋葉ちひろ助手らが最近発表した論文におけるAβ42毒性コンフォマーの測定に、同社の機器が使用されたと発表。論文は、突発性正常水頭症患者(iNPH)の脳脊髄液中におけるアミロイドβ1-42(Aβ42)毒性コンフォマー比率の変化により、長期間の認知能力の変化を予測できることなどを示した内容で、注目度が高いようだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  2. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
  3. ■イネの生育を最大4倍に  シャープ<6753>(東証プライム)は3月21日、プラズマクラスター技…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る