【銘柄フラッシュ】四半期業績好調のテクノアルファなど高く和心は上場来の高値

株式市場 銘柄

 5日は、東証1部の値上がり率1位に東京個別指導学院<4745>(東1)の10.8%高が入り、4日発表の第1四半期決算が注目されて後場もジリ高基調を続けて出直り幅を拡大。

 2位は三機サービス<6044>(東1)の10.1%高となり、4日、集計中の5月決算の見通しの増額修正を発表し、一時約2か月半ぶりに2000円台を回復。

 3位はイオンディライト<9787>(東1)の9.8%高となり、4日発表の第1四半期決算が注目されて戻り高値を更新。

 平和紙業<9929>(東2)はストップ高の18.8%高となり、大村紙業<3953>(JQS)もストップ高の26.0%高。ともに天堂<7974>(東1)のゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」を応用した「Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)」に用いる紙製品に関連すると位置づけられている。任天堂は0.7%高と反発。

 ビート・ホールディングス・リミテッド<9399>(東マ)は9.2%高となり東証マザーズの値上がり率トップ。新株予約権の譲渡や新たな持ち主を巡る思惑などで5月初から6月中旬にかけて5倍近くに急騰し、その後急落しており、アヤ戻しの域を出ないとの見方。和心<9271>(東マ)は4.1%高だが貿易摩擦の影響から遠い位置にある銘柄とされて一段高となり上場来の高値を更新。

 フジタコーポレーション<3370>(JQS)は先の路線価発表により地元・北海道の地価にも明るい兆しが見えてきたとされて14.4%高。テクノアルファ<3089>(JQS)は第2四半期決算の黒字転換などが注目されて9.6%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る