鍼灸・接骨院のアトラは紛らわしい事件で下押すが後場は堅調に転換

株式市場 銘柄

 鍼灸院・接骨院の支援事業などを行うアトラ<6029>(東マ・売買単位100株)は9日、朝方に1059円(141円安)まで下押す場面があったが大きく回復し、後場は9円高の1209円まで上げて堅調相場に転換し、出来高も午前中で前売買日の一日分を上回る活況となった。朝方は東京都杉並区内の接骨院を舞台にした架空施術・架空請求事件が心理的な手控え気分をもたらしたようだが、事件の舞台は「杉並すこやか接骨院」と伝えられ、同社が全国で展開する「ほねつぎ」ブランドの院とは無関係なため見直す動きが強まっている。下げたところは天与の仕込み場と見て出動した投資家もあるようだ。

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