キユーピーは大株主の売却意向をくむ自社株買いが好感され6%高

株式市場 銘柄

■発行済株式総数の最大2.93%の自己株式取得を発表

 キユーピー<2809>(東1)は3日、大きく出直って始まり、取引開始後に6%高の2791円(146円高)まで上げ、9月4日以来の2700円台に復帰している。2日の取引終了後、最大440万100株(発行済株式総数に対する割合2.93%)の自己株式の取得(自社株買い)を発表。注目されている。

 発表によると、買付価格は普通株式1株につき2313円。1位株主の株式会社中島董商店、2位株主の株式会社董花から、両社が保有するキユーピーの普通株式の一部を売却する意向がある旨の連絡を受け、一時的にまとまった数量の株式が市場に放出された場合の影響を考慮し、自社株買いを行うこととした。買付期間は2018年10月3日(水曜日)から18年10月31日(水曜日)までの20営業日。(HC)

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