寿スピリッツの第2四半期は、台風、地震の影響をカバーし、特にシュクレイの好調もあり売上高・経常利益は共に過去最高を更新

■シュクレイの営業利益は前年同期比130.4%増

 寿スピリッツ<2222>(東1)の第2四半期は、台風、地震の影響をカバーし、特にシュクレイの好調もあり売上高・経常利益は共に過去最高を更新した。

 今期19年3月期第2四半期連結業績は、売上高183億47百万円(前年同期比6.6%増)、営業利益21億51百万円(同16.3%増)、経常利益21億57百万円(同15.4%増)、純利益13億27百万円(同8.4%減)となった。

 最終利益が減益となったのは、前期に繰延税金資産の追加計上などにより税金費用が一時的に低かったことの影響によるもの。

 9月の台風と北海道の地震の影響もあったものの、シュクレイの業績が好調に推移し、売上高59億88百万円(同19.1%増)、営業利益7億92百万円(同130.4%増)と大幅増収増益となったことで、売上高、経常利益共に過去最高となった。

 第2四半期がほぼ計画通りに推移していることから、通期業績予想は、当初予想を据え置いている。

 ちなみに、19年3月期通期連結業績予想は、売上高406億円(前期比8.6%増)、営業利益58億円(同15.7%増)、経常利益58億50百万円(同19.9%増)、純利益38億20百万円(同8.1%増)と今期も最高益更新を見込む。

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