ブロードバンドタワーは新データセンター好発進の様子で18%高

株式市場 銘柄

■第1四半期、営業、経常利益は赤字だったが売上高は43%も増加

 ブロードバンドタワー<3776>(JQS)は11月8日、大きく出直り、11時を過ぎては18%高の335円(52円高)前後で推移している。7日の取引終了後に発表した第1四半期決算(2018年7~9月、連結)は営業、経常利益が赤字だったが、売上高は前年同期比42.6%も増加。新データセンターの稼働やIoTスクエアの開発などの先行投資が計画通りと受け止められている。

 8月末、5G(第5世代移動通信システム)モバイル等のIoTを利用対象とする新世代の情報通信インフラに対応した新データセンターを東京・大手町に開設した。9月から運用を開始している。「新データセンターへのお客様からの引き合いは多く」(決算短信より)、受注は積みあがっているようだ。また、IoTスクエアでは、「2020年中を目途にIoT機器に関するセキュリティサービス等のサービスを逐次提供することを目指し、当面は基盤開発等の開発投資が先行する状況」(同)とした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る