【株式市場】米中間選の結果がNYダウ545ドル高となり日経平均も一時497円高と急伸

株式

◆日経平均は2万2509円10銭(423円30銭高)、TOPIXは1683.14ポイント(30.71ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億6915万株

チャート13 11月8日(木)前場の東京株式市場は、NYダウが545.29ドル高と急伸し、米中間選挙の結果に対する反応が大幅高と出たため、日経平均は360円高で始まった。通期の利益見通しを増額修正した明治ホールディングス<2269>(東1)やATM共用化が伝えられた三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などの大手銀行株も高く、日経平均は10時30分にかけて497円63銭高(2万2583円43銭)まで上げた。前引けも423円30銭高と大幅高。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。東証2部指数も2%近い大幅高となり、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 JXTGホールディングス<5020>(東1)などの石油株や資源株が上げ、フマキラー<4998>(東2)は業績見通しを減額したが高い。エクストリーム<6033>(東マ)はeスポーツに関するコンテンツ配信開始などが注目され10月末の株式分割により単元金額が低下したことも言われて活況高。アジアゲートホールディングス<1783>(JQS)は業績見通しの増額が材料視されて急伸。

 東証1部の出来高概算は7億6915万株。売買代金は1兆2710億円。1部上場2111銘柄のうち、値上がり銘柄数は1836銘柄、値下がり銘柄数は239銘柄。

 また、東証33業種別指数はゴム製品を除く32業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、鉱業、その他製品、電力・ガス、保険、水産・農林、機械、銀行、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る