【株式市場】NYダウ反落など受け個別物色の展開になり日経平均は一時203円安から持ち直す

株式

◆日経平均は2万2284円23銭(33円98銭高)、TOPIXは1674.08ポイント(1.10ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億1627万株

チャート6 11月12日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウ反落などを受けて個別物色の展開になり、3月通期の利益見通しを増額した熊谷組<1861>(東1)が急伸し9時半過ぎからストップ高となり、通期予想を黒字化の見込みに増額した新日本科学<2395>(東1)は買い気配のままストップ高。日経平均は9時25分にかけて203円96銭安(2万2046円29銭)まで下押したが、為替の円安基調を受けて次第に持ち直し、前引けは33円98銭高(2万2284円23銭)となった。ただ、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は小安い。

 物語コーポレーション<3097>(東1)も第1四半期決算などを材料にストップ高。フマキラー<4998>(東2)は第2四半期決算が減益だったがすでに修正済みだったためか4日続伸基調。アルファポリス<9467>(東マ)は第2四半期の大幅増収増益が注目されストップ高。オートウェーブ<2666>(JQS)は業績見通しの大幅増額などが好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は6億1627万株。売買代金は1兆424億円。1部上場2112銘柄のうち、値上がり銘柄数は1032銘柄、値下がり銘柄数は1000銘柄。

 また、東証33業種別指数は23業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、食料品、繊維製品、水産・農林、機械、倉庫・運輸、医薬品、陸運、不動産、保険、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る